フィルムおよびプラスチック表面の静電気は様々な問題を引き起こします。Clevios™ を使用することで、表面に帯電防止コーティングが施されます。ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタラート、ポリアミド、ポリプロピレンなど、事実上すべてのプラスチックを PEDOT でコーティングすることができます。PET やポリオレフィン製部品をコーティングする際には、コロナ処理などの表面活性化を前に行うことで基板への粘着力が高まります。
プラスチック表面への Clevios™ 帯電防止コーティングの一般的な用途:
- 帯電防止トレーおよび帯電防止テープ
- 偏光板保護フィルム
- 帯電防止機能付き写真フィルムの製造
- プラスチック製電子部品のハウジングと窓
- クリーンルーム包装
- その他の静電気放電および帯電防止用途
- 使用される Clevios™ の銘柄と配合により、表面抵抗率は 10E3 ~ 10E9 Ω/sq.となります。
Clevios™ を用いたガラスのコーティング
Clevios™ を使用すれば、ガラス上に透明な導電性コーティングを施すことができます。
Clevios™ の一般的な用途
Clevios™ とテトラエトキシシランなどのシラン系を合わせて使用することで、高い硬度と耐スクラッチ性、そして表面抵抗が得られるようになります。最適な強度を得るためには、約 180 °Cの硬化温度が必要となります。
耐スクラッチ性の帯電防止コーティング
コーティングガイド CPG 130.6 は耐スクラッチ性の帯電防止コーティング向きです。
表面抵抗:< 10E6 Ohm/sq.
鉛筆硬度:9 H
m²当たりに使用される Clevios™ P の量:約 2g(スプレーコーティング)
高導電性コーティング
コーティングガイド CPP 105D もしくはそのまま塗工できる配合液Clevios™ F 010 を使用することによりより高い導電率を可能とします。ただ、コーティングの硬度はコーティングガイド CPG 130.6 を使用した場合に比べて劣ります。
表面抵抗:< 10E3 Ohm/sq.
m2当たりに使用される Clevios™ P の量:約 6 g
Clevios™ コーティングはスプレー、またはスピンコーティング手法による塗布が可能です。